あなたはLinkedInというSNSをご存じでしょうか?
日本ではマイナーなSNSですが、
海外ではアクティブユーザーも多いビジネスに特化したSNSです。
僕も数年前に就職活動をしていたときや
1回目の起業(失敗して撤退)のときには、
頻繁に使っていたSNSです。
ビジネスのネットワークを広げるには最適のSNSです。
Facebookでビジネスの交友関係を広げようと友達申請をしても、
見ず知らずの他人からのリクエストは警戒され相手にされないことが多いです。
LinkedInは初めからビジネス目的で使うことが前提なので、
赤の他人からリクエストが来ても警戒することはほとんどありません。
今日数年ぶりにLinkedInを立ち上げてみました。
かなり長期間放置していたので大量の「つながりリクエスト」が来てました。
LinkedInの特徴・使い方・メリット
LinkedInの特徴
LinkedInは完全実名登録+写真付きになるので
ツ〇ッターのように詐欺師が生息することはほぼありません(笑)。
世界的に有名なビジネスマンも利用しています。
僕が繋がっている有名どころでいうと、
リッチ・シェフレンがいます。
先ほどもお伝えしたように、
Facebookで赤の他人とつながるのは難しいですが、
LinkedInなら比較的楽にビジネスネットワークを広げることが可能です。
僕は現在約1500名のつながりがあります。
Facebookとは違い実際の友達とつながることはまれです。
LinkedInには他のSNSにはない最大の特徴があります。
それは、「いきなり誰とでも繋がれるわけではない」ということです。
LinkedInのつながり申請には3つのレベルが存在します。
- 1次コンタクト・・・直接つながりがある人
- 2次コンタクト・・・1次コンタクトとつながりがある人(知り合いの知り合い)
- 3次コンタクト・・・2次コンタクトとつながりがあるor赤の他人
このレベルに応じてつながり申請を出せる相手が決まるのです。
3次コンタクトは「つながり申請」を送れる場合もありますが、
リクエストを送信できないことが結構あります。
つまり、つながりたい相手が3次コンタクトだった場合は、
その人物と知り合いのある人間とまずつながって、
つながり申請を送れる(2次コンタクト)状態を作る必要があるということです。
LinkdedInの使い方
LikedInは就職活動の際に使うことも多いです。
SNSのプロフィール自体がレジュメ(履歴書)のようになっているので、
LinkedInのプロフィールをそのまま使って求人に応募することもできます。
日本でLinkedInを履歴書代わりに採用している企業はないでしょうから、
基本的には海外企業向けだとお考え下さい。
そういう事情もあるので、
LinkedInのプロフィールは英語で記述したほうがいいです。
本気で仕事を探しているのであれば、
LinkdeInのプロフィールは自作するのではなく、
レジュメ作成サービスを利用することをおすすめします。
僕も有料のレジュメ作成サービスを利用した際に、
LinkedInのプロフィールも作ってもらいました。
LinkedIn上にも多数のジョブオファーが出ているので、
そこから直接応募することもできます。
LinkedInのメリット
僕がLinkedInを使っていて感じたメリットは、
担当者に直接リーチできることです。
例えば通常の就職活動であれば
採用担当者と直接話すことはまずありませんよね?
レジュメを送って後は返事を待つだけです。
しかし、LinkedInは担当者に直接連絡をとることができます。
もし自分が応募する企業のHR担当者がLinkedInを使っていれば、
その人と繋がることによってコミュニケーションが取れるようになります。
このメリットは求職活動以外にも役立ちます。
海外では大手企業と連絡を取りたい場合、
コールセンターに連絡するぐらいしか方法がありません。
コールセンターはそもそも電話がつながらず、
繋がってもあちこちたらいまわしにされるなど、
非常にストレスがたまります。
電話対応の人間もその都度変わるので、
イチから状況説明をしないといけないのでイライラします。
もしLinkedInでその会社の社員とつながりがあれば、
その人を介して助けてもらえる場合もあります。
あくまでも消費者の立場として。
イメージとしてはGoogleに連絡したけど返事がなく、
LinkedInでGoogleの社員に直接連絡するような感じです。
(Googleがこのような対応をしているという意味ではありません)
LinkedInは仕事を探している人だけでなく、
自分でビジネスをしている人にも便利です。
僕も起業したての頃はLinkedInをよく利用していました。
真正面から営業をかけてもまず相手にされませんが、
LinkedInでその会社の社長とつながっていれば、
直接話をすることができるんです。
外国人マーケットにビジネスを拡大したい人などは、
LinkedInは非常におすすめです。
LinkedInにはオンラインラーニングもある
LinkedInはオンラインラーニングサービスも提供しています。
僕が利用していた時は無料のコースもありましたが、
今はどうやら有料のようですね。
このオンラインラーニングでは、
ビジネスに役立つ様々な知識が学べます。
Udemyみたいな感じですかね。
日本語にも対応しているコースがあるので、
興味のある人は使ってみてください。
まとめ
海外在住者でもLinkedInを利用している人はまだ少ないです。
日系企業で働く分には特に利用価値は感じられませんからね。
しかし、日本人以外の人々はLinkedInを当たり前のように使っています。
外資系企業に就職を考えているならば、
LinkedInアカウントは絶対に持っておいた方がいいです。
オンラインの名刺みたいなものですからね。
まだ日本人マーケットには浸透していませんが、
これから日本人でも利用者が増えていくものと思われます。