最近は家にこもってひたすら仕事をしています。
たまに息子の学校の送り迎えで外出することはありますが、
基本的にはずっと家にいます。
今やっていることは未来につながる行動なので全然苦痛ではありませんが、
ずっと家にいるとどうしても同じことの繰り返しになってしまいます。
人間にはコンフォートゾーンと呼ばれる心地の良い領域があります。
人間には安定欲求というものがあります。
同じことを繰り返すことは退屈である反面とても楽なので、
どうしてもコンフォートゾーンの中にとどまってしまいがちです。
コンフォートゾーンに居続けると現状維持がより強化されてしまいます。
もし、今の人生をより良いものにしたいのであれば、
コンフォートゾーンから出る習慣を身に付けなければなりません。
ホメオスタシス(恒常性維持機能)
人間にはホメオスタシスと呼ばれる現状維持機能があります。
新しいことを始めたのに長続きしないのは、
ホメオスタシスが働いて現状の自分に戻そうとするからです。
変化をすることは痛みを伴います。
だからこそ心地よい領域=コンフォートゾーンに戻ろうとするわけです。
原因結果の法則
この世界には因果法則というものが存在します。
すべての結果は原因があるからもたらされます。
これは自然界も人間も同じです。
雨が降るのは海の水が蒸発して雲になるからです。
部屋の電気がつくのは電気のスイッチを入れたからです。
つまり、結果を変えたいのであれば原因を変える必要があるということです。
今の自分の現状は過去の自分の選択と行動がもたらしたものです。
過去の自分と同じ思考や行動をしている限り、
今の延長上に未来が待っているだけです。
英語を話せるようになるためには英語を吸収する必要があります。
英語に一切触れていないのに、ある日突然英語がペラペラになることは絶対にありえないわけです。
新しいことに挑戦する
自分のできることややったことあることばかりやっていると、
自分の生きる世界が固定されてしまいます。
自分のできることややったことがあることというのは、
カンタンにできるので痛みがありません。
自分のやったことがないことは経験がないので、
うまくいかないことが多いです。
8割の人は失敗を恐れて行動しません。
そして行動を起こした2割の中の8割の人は1度失敗しただけで辞めてしまいます。
人間社会は常に2:8の割合で成り立っています。
これをパレートの法則といいます。
失敗=悪という価値観が蔓延していますが、
これは先人によって作られたただの思い込みです。
失敗には必ず学びがあります。
痛みは伴うかもしれませんが絶対に成長できます。
成功までのプロセスというのは階段のようになっています。
今の自分にはたどり着くことができなくても、
失敗して成長して一段ずつ上っていけばやがてたどり着くことができます。
英語も勉強を始めて数か月でペラペラになることはありません。
たくさん失敗して恥をかいてそれでも諦めずに続けるから、
気が付いたときには昔の自分からは想像もできないような所にたどり着くことができるのです。
海外に住んでみて思うのは、
新しい環境に飛び込もうとしないと
本当に狭い世界で生きることになるということです。
日本で暮らすのとは比べ物にならないぐらい狭い世界です。
新しいことに挑戦するのはとても勇気がいります。
そこで諦めて8割の人と同じ人生を生きるのか、
恐怖を乗り越えて2割の側の人間として生きるのか、
一度きりの人生だから、欲張りになってやれることは全部やりたいものですね。
2020年はコンフォートゾーンを出る年。
僕も新しい挑戦をたくさんしていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございます。