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【海外就職】30代から海外で働きたい人が注意すべきポイント5つを徹底解説

このブログでは海外移住や海外就職についての情報を発信しています。

 

自分の経験を通して得た知識を、海外就職希望者へ向けた有益な情報をお届けするのがこのブログの目的です。

 

僕はベトナムシンガポール、カナダと3か国にわたり、のべ10年海外在住歴があるので、他の海外移住ブログよりも信頼性は高いと自負しています。

 

ただ、ここで発信している情報は自分の経験をベースにしたものがメインなので、必ずしもすべての方に当てはまるというわけではありません。

 

そういった問題を避けるため、今後はよりピンポイントにニーズを絞り込んだ記事を書いていきたいと思います。

 

今回は「30代から海外就職したい人が注意すべきポイント」についてお話します。

 

この記事を読む前に、海外移住・海外就職のメリット・デメリットについて書いたこちらの記事を読んでいただくことを推奨いたします。

 

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30代から海外就職したい人が注意すべきポイント

 

ちなみに僕が海外移住をしたのは20代のときです。20代というのはフットワークも軽く背負っている責任も軽いので、最も海外移住しやすい年代だと思います。

 

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このブログの一番最初の投稿なので、記事が読みづらくて恐縮です。

この記事にも書いてある通り、海外就職というのは「若さ」が武器になるんです。

もちろん就職だけでなく、「海外に住む」といった観点から見ても20代のほうが圧倒的に柔軟性があります。

 

結論から言ってしまうと、30代から海外就職をすることは十分可能ですが、20代の海外就職とはだいぶ状況が違います。

 

ここでは、30代の海外就職希望者が気を付けることについて解説していきます。

 

①リサーチする対象を間違えない

 

「海外就職したい」と思ったとき、多くの人が取る行動は「すでに海外に住んでいる人のブログを読む」ということです。

 

もちろん、そういう人たちのブログを読むことはとても大切だと思います。

 

しかし、気を付けるのはリサーチの対象を間違えないことです。

 

海外就職したい人が最速で海外移住をするためには、現地の会社からジョブオファーをもらうことです。

 

日本の会社に就職して駐在員として海外に派遣されるのは、時期や期間や地域が未定なので不確定要素が多すぎるのでおすすめしません。

 

つまり、リサーチをするのであれば駐在員(もしくは駐妻)のブログを参考にすべきではありません。

 

このブログでは何度もお話しましたが、海外に住む日本人にはヒエラルキーが存在します。

簡単に言うと、現地採用の日本人と駐在員では身分や待遇が違いすぎるということです。

 

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それを知らずに駐在員のブログの情報を鵜呑みにし、華やかな海外生活ばかりを想像していたら、実際に海外移住した後に現実とのギャップに苦しむことになります。

 

自分が30代なのであれば「30代で海外移住をした人のブログ」を読むべきです。

30代で海外に住んでいる人ではありません。「30代で海外移住した人」です。

 

個人的に30代と40代では、海外移住にそれほど大きな差があるように感じませんが、20代と30代では全然状況が違うと思っています。

 

②30代の武器は「若さ」ではなく「経験」

冒頭で紹介されている記事の中には、「若さは武器になる」といったことが書いてあります。

 

しかし、これが当てはまるのは20代までです。

もちろん40代、50代と比較すれば30代であったとしても「若さ」は武器にできます。

 

20代であれば、知識や経験が乏しくても吸収力や伸びしろがあるので1から教育すればいいだけです。

 

しかし、30代というのはすでに社会人経験が豊富であることが前提となっています。

 

にもかかわらず、20代と同じレベルの実績・経験しかないのであれば、その程度の努力しかしてこなかったとみなされても仕方ありません。

 

実績や経験がなくても他人よりも優れているスキルがあるとか、普通の人よりも語学力が高いなどの武器がないと、同じ条件の20代求職者がいた場合そちらを雇う企業のほうが多いでしょう。

 

「知識や経験はないですが、一生懸命がんばります!」というのは20代なら通用するかもしれません。

 

しかし、20代で何も成し遂げてこなかった人が同じことを言っても説得力がありません。

 

③家族の問題

20代と30代の海外移住で一番の違いはこの「家族問題」です。

 

30代であれば、すでに家族を持っている人も多いでしょう。

もしくは、近い将来に家族を持とうと考えている人が殆どだと思います。

 

子供がいる場合といない場合でさらに状況が変わってきますが、そこそこ大きい子供がいる30代の人は海外移住に苦労することが多いと思います。

 

現地採用というのは薄給です。

 

アジアの発展途上国では現地水準よりも高額な給料ですが、日本の一般的なサラリーマンと比べると圧倒的に給料は安くなります。

 

海外移住のメリット・デメリットの記事でも書きましたが、海外に住んでいると定期的に日本に一時帰国をします。

現地水準の低賃金では、日本滞在時に使うだけのお金を確保することができなくなります。

 

子供がいる場合はなおさらです。

子供の分の往復航空券代も考えると、自分一人の給料で家族を養いなおかつ定期的に

日本に帰国するのはかなり厳しくなります。

 

しかも、ビザの状況によっては配偶者に労働資格がないビザが支給される可能性があります。

 

そうなると、共働きでかせぐことができなくなり、自分一人の給料で暮らしていくことになってしまいます。

 

こういう問題もあります。

 

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④子供の学校問題

子供がそれなりに大きくてすでに自我が芽生えている場合、現地の学校になじめずつらい思いをさせてしまうことがあります。

 

もしあなたが現地採用で自分の国に「日本人学校」が存在していたとしても、現地の学校に子供を通わせることを強くお勧めします。

日本人学校は駐在員の子供のための学校です)

 

しかし、現地の学校と言うのは言葉も文化も違うので、ほとんどの子供は学校に行くのを嫌がります。

 

子供は学校に友達もいないし、自分も相談できる親御さんがいないので、ただただ悩みを抱えることしかできません。

 

大抵の場合は時間が解決してくれますが、子供が本当になじめず帰国することになってしまった人もいます。

 

キャリアパスの問題

「海外で働いていました」と聞くと、すごいキャリアがあるように聞こえますが、多くの海外在住者の仕事は、日本で働いているサラリーマンとやっていることは変わりません。

 

しかも、海外の日系企業の場合は社内言語が日本語である確率が非常に高いです。

そうなると自発的に語学力を磨こうとしない限り、語学力も上達しません。

 

その場合、その会社を退職することになったとき、その後の自分の人生に活かせるキャリアを身に着けることができなくなってしまいます。

 

そのまま海外で転職活動をするにしても、日本に帰国をするにしても自分を磨いておかないことには、その後のキャリアアップは望めなくなります。

 

20代ならまだやり直しがききますが、30代で海外就職に失敗してしまうとやり直しをするのに相当苦労します。

 

まとめ

 

以上が30代が海外就職をするときに気を付けるべきポイントになります。

 

ただ、あまり慎重になりすぎて行動できなくなってしまうことが、一番後悔することになるので、どうしても海外で働きたいのならチャレンジしてみることです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。