カナダで2人、僕と息子が歩く道

離婚してシングルファザーになった著者がカナダで息子を育てる生活日記

バスケットボールに願いを

 

 

 

つらかった2025年が終わり、新しい年が始まる。

 

相変わらず家に引きこもっているけど、

気持ちは去年とだいぶ変わってきた。

 

 

悲観的な自分は鳴りを潜め、まるで別人のように強くなった。

 

 

...いつまで続くかわからないけど。

 

 

長男のためと思いアレンジしたMentroing Program。

 

息子より少し年上の子が遊んでくれたり、いろいろ教えてくれるというプログラムがある。

 

最初は嫌がっていた息子だが、担当の子のおかげで今ではまったく嫌がるそぶりを見せなくなった。

 

クリスマスに担当の子から連絡が入る。

 

「Ryoにクリスマスプレゼントを渡したいので家に行ってもいいですか?」

 

彼が持ってきたのはバスケットボール。

 

息子はいつも家でゲームばかりしているので、こういうプレゼントは非常にありがたい。

 

せっかくもらったのに放置して終わりになるのではないか?

そんな風に考えていた。

 

 

息子に「Pump(空気入れ)買ってほしい」と言われ、Amazonでオーダーする。

 

しばらくたってから「もうオーダーした?」とわざわざ確認してくる。

なんだかそれがとても嬉しかった。

 

きっとそれは、バスケットボールをちゃんと使う意思があるということだから。

 

しかしその後、もらったはずのバスケットボールが見当たらず、息子が特に遊んでいる様子もない。

 

「もう飽きて遊ばなくなったのかな?」

 

なんてことを考えていた。

 

昨日息子にプリントを渡される。

それは学校で開催されているバスケの練習(?)の参加申込書。

 

スタートは7:45から。

 

 

実はこのプログラム、過去にも一度申し込んだことがある。

その時は1回だけ参加して、その後行くのをやめてしまった。

 

 

でも今回は違う気がしてる。

 

朝、水筒を準備するため息子のバックパックを開けると、中にはバスケットボールが入っていた。

 

 

あのときもらったボールを大切に持っていたのだ。

 

 

運動不足を心配する親としては、息子にバスケを好きになってほしいと思っている。

 

 

今日がバスケ練習の初日。

 

いつも学校が始まるギリギリまで寝ている息子が、今日は何も言わなくても早起きをしていた。

 

まだ薄暗い中、学校へと送っていく。

 

「いってらっしゃい。頑張って」

 

ぼくがそう言って送り出すと、いつもより元気な声で「いってきます」と車を降りていった。